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ぼそっと僕は小言を言う

それなりに人生やってきたつもりだけど、よくわからない。

昔のバイト先が知らん間に潰れていた

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僕は1年半くらい前まで、ある飲食店でアルバイトしていた。



僕はそれまでバイト経験が無く、半年間そこの飲食店で働いていたのだが、バイト経験が無かったというのが大きくて、かなりしんどく、自分にトラウマを残したバイト経験だった。




その、元バイト先である飲食店が、最近閉店したというのを今日Twitterで知ったので、少しその頃のお話をしよう。思い出してお腹が痛くなりそうだけど。


初日でメイン作らされる

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僕の働いていたお店はよくあるようなビュッフェ方式の創作料理のレストランだ。
そこのお店のシステムとしては、メインのパスタを1品オーダーして、他の料理は食べ放題というものだった。

そこのお店では僕の友達も働いており、「最初の頃は基本皿洗いしかしてなかった」と言っていたので、僕も最初は皿洗いだけかなって思っていた。

そしたら、オーナーに「フライパンふれる?」って聞かれて、フライパンふるくらいなら全然出来た僕は「はい」と答えた。
その結果「じゃあパスタやってみて」って言われて、初日にしていきなりメインのパスタ作りをさせられた。


僕はそもそもメインの料理をアルバイトに作らせるところがもう衝撃だったんだけど、それをまさか初日の僕にやらせるなんて、なんて店なんだと思った。パスタひと品ひと品で材料とか変わるから、一気に言われても覚えられないのに一気にメニュー覚えさせられるし、「時間短縮のためにフライパンは1度に2個持て」と言ってくるし、もう最初からしんどさしかなかった。

人件費を削ることしか考えない経営スタイル

「同じ850円の時給でも、テキパキ仕事する人とのそのそ仕事する人では、テキパキ仕事する人の方がいい」
というセリフを100回……とまでは行かないけど、10数回は言われたかな。

経営者ってどこもそうかもしれないけど、頭の中は人件費を削ることでいっぱいである。


あと飲食店は何処でもそうなのかもしれないけど、かきいれ時の忙しさとはなんとやら。パスタとか本当に追いつかない。それをバイトにやらせるもんだからクオリティは落ちるよね。


今やっているバイトが時給1000円で、飲食してるよりも全然忙しくないから、「時給850円でこの忙しさは割に合わない」と思ったのが正直なところだ。

考えろとか効率悪い

ひとむかし前までは「教わる前に自分で考えろ」という教育スタイルが主流だったらしい。最近ではそのスタイルでは明らかに効率が悪いのがわかってきて、「やらせる前に丁寧に教える」というのが主流らしいが、僕のいたところのオーナーは頭が時代遅れなのか知らないけど、作ったこともないメニューをいきなり「〇〇作って」と言ってくる。
家で作るような量じゃないから、なんとなく馴染みがある料理も、結構作り方だとかが変わってくるし、効率のいいやり方というのも変わってくる。僕は効率のいいやり方のプロセスを知らない訳だから、どうしても効率的には劣ってしまう。
そうするとまともに教わってないのに「遅い」だとか「効率考えろ」とか怒声が飛んでくる。
お前の頭の中に効率のいいやり方があるなら、最初にそのフローチャートを示してくれないとそのやり方はわからない。「考えないと覚えられないぞ」とか言ってる方がどう考えても効率悪いわ。


不衛生な厨房

飲食店バイトはそこしか経験していないので、他はどうなのかイマイチよくわからないが、僕のいたところではゴキブリすぐ臭くなるようなカナブンとかもいたし、蜘蛛もいた。もう虫が色々住み着いている。
この店に客として絶対来たくないって思ったよね。


でも経験は無駄では無い

最後はもう忙しさと時給の比例のしなさや、バイト行く前に異常と言えるほど精神的に潰されそうになるのを考えて辞めたけど、今思えばこの経験は無駄ではなかったかなと思える。

お店の店員さんに優しくなれる

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これは飲食店に限った話じゃないけど、お店でのアルバイト経験がある人はみんな思ってると思う。
自分もアルバイトしたことがあって、そこでキツい経験をしていると、店員さんがミスをしてしまっても、「ふざけるな!」とか思うのではなく「そういうこともあるよね…頑張って…!!」と少なくとも僕は思う。


メモを取る大切さを学ぶ

僕の場合はとにかく多くのパスタメニューに対応しなければならなかった。そうした時にサッとメモを取れば、家に帰ってからでも確認が出来るし、何より相手にやる気のある姿勢を見せられるのだ。

メモを取るという行為は、社会人になってからも役立つはずなので(まだ学生だけど)、メモを取る大切さを、身を挺して学べたのはよかったのではないか。

メリットに引き換え追った傷

半年間で得れたものはこれだけではない。得てしまったマイナスなものも少なくない。

仕事に対する自信

毎回のように浴びせられる怒声。
「お前はほんとに出来ないな」とか言われると本当に自信を失ってしまう。

それも人生初のバイトだから、他と比較する対象がなく、「俺は本当につかえない人間なのか」と酷く落ち込むのである。

バイトに対するトラウマ

僕はその飲食店を辞めてから、派遣のバイトしか経験していない。派遣は案件があれば入りたい時に入れるので、気が楽だが、「暇だ。バイト入れたい」という時に限って案件がなかったりするのである。だから収入はあまり安定しない。
なので、何回か新しくバイトを始めようと考えたこともある。

ただ、どうしても飲食店でバイトしていたことがフラッシュバックしてくる。
「またあの頃みたいに精神的に病むんじゃないか」と思ってしまう。

悪いトラウマである。

割と予想通りかな

そこのお店はバイトとして入っていた僕だけではなく、客として行っていた周りの人間からの評判もイマイチだった。
「パスタが美味しくない」とか「ピザが冷えている」だとか。

さらに酷いのを挙げると、
僕の学校のとある部活の新入生歓迎会をそのお店で開催していたが、終了後何人か食中毒でお腹を痛めたと聞いた時は、僕は震えが止まらなかった(その頃は僕はもう働いていない)。

衛生管理が行き届いていない証拠である。

また、何の資格もないバイトに作らせる料理なんか素人同然なのに、それを平然と出すから、味なんて酷いものである。




そんな店、僕も直に潰れるだろうと思っていたので、予想通りといえば予想通りだったな。